黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

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黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

自分の好きな事を好きなように書いて行きます。

図書館の利用者層が偏るのは、蔵書に原因があると思う

批評

今日の記事は、図書館や書店についての主観論です。データに依る裏付けがないので、一般性の欠ける記述となります。

自己紹介となりますが自分が読む本と言えば、数学やIT関係の書籍、立ち読みでビジネス系の書籍、孤独のグルメと言った漫画になります。

特に数学やIT関係の書籍は売れない部類の書籍なんで、図書館どころか東京の本屋さん頼りです。千葉県の浦安市立図書館*1に行ったとき、丸善出版データマイニングに関係する本があって「ええ!」と思った事が良い思い出です。要らない専門書があったら献本したい気持ちにさせられました。

図書館の利用者層が偏るのは、図書館の蔵書に関係していると思う

さて本題ですが、「図書館は格差の固定や再生産に加担しているかもしれない問題(図書館学徒未満)」さんを見てますと、「高学歴者ほど図書館を利用している割合が高い」と言う、カイ二乗検定*2に依る裏付けがなされています(スライドを拝借)


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「誰でも開かれた場所なのに、利用者層が偏っちゃあしょうがない」と言う話が展開されているようで、「色んな人に図書館を使ってもらうには?」を自分なりに考えてみました。

このような結果となる背景として図書館の蔵書が有ると思います。というのも図書館の場合郷土資料や昔ながらの難しい本が中心となるため、客層が偏るのだと思います。

図書館の客層が偏る問題の解決策らしきもの

さて図書館が教育の発展の為と崇高な理念を掲げても、実際に利用客が増えない事にはと思います。また漫画喫茶やカフェなどで本が読めるご時世ですし、図書館の競合となる施設も登場している現状です。以下タイトルと話はそれますが、いくつかの視点で解決策らしいものを書いてみます。

読みそうな雑誌類は種類多めに納入

これは実施できる地域や中心となっている産業にも依るんですが、図書館に来やすくする導線を作る事も大切だと思います。例えば漫画やビジネス雑誌など読みそうな雑誌を納入しておくとか。

例えば自分が受験勉強してた時なんかは、勉強の合間に図書館に置かれてた古いアスキーを読んでました。そこから話を広げると、何かの合間に読みやすい本を置いとくと良いでしょう。例えば中高生の利用者狙いならジャンプ、マガジン。主婦層狙いならば料理の本や育児の本に重点を置いて納入、配置すると良いと思います。

その代わりに昔の資料はきっちり残す

さて最近話題のツタヤ図書館。恐らく蔦屋書店のノウハウを活かして運営しているので、恐らくカジュアルな本が中心になると思います。こういった本の需要の有る地域なら、主婦層なんかに人気が出そうなものですが、多分客の引きを重視し過ぎたのでしょうね。

郷土資料がないと言った話になったようで、「郷土資料は捨てるな」と言ったガイドラインがあれば良かった気もします。私見としてこの辺は絶対ツタヤの弱い所だろうなあ。引きを良くしつつ、昔の資料や堅い資料までカバーと言うのが個人的には理想の姿。実は絶版になってしまった本とか読めるのも、図書館や古本屋の良い点ですからね。

資格試験の本など「お堅い線で使われそうな本」を!

ここで勉強する人狙いの図書館ならば、資格試験や受験の赤本の蔵書を増やすのも良いかもしれません。さて、ツタヤ図書館が10年前の公認会計士の本を納入したなんて話を聞きますが、「受験の赤本なら文句言われなかったのにね」と思います。

資格試験の場合時代毎に要求されることが変わるため、常に最新版を入れておくと、ビジネスマン喜ぶと思いますよ。それこそ運転免許の試験問題などを入れておくと、一般の層の利用客も増えると思います。反面赤本などの受験参考書って、東京大学京都大学以外の大学になると需要の問題で収録年数が少ない。絶版して読めなくなる事に不都合なジャンルの書籍を納入しておくのも良いですね。

最後に

最後に利用客目線として、来る利用者層にマッチした蔵書を心がけてくれるだけで嬉しいです。又利用客層を常に把握しておく事も重要ですし、目的を見失う事なく、ユーザーのニーズにそこそこ応える事も図書館には必要だと考えます。

*1:興味の有る方は「浦安市郷土博物館」と「浦安市立中央図書館」 その5:鮎川俊介の「幕末・明治の日本を歩く」

*2:恐らくカイ二乗検定と言うより、n*mのクロス集計表となるので分散分析で調べた方が良いかもです。詳細:「分散分析(analysis of variance 略称 ANOVA)