黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

自分の好きな事を好きなように書いて行きます。

知り合いに薦められ映画「ベイマックス」を見てきた(ネタバレあり)

あらすじ

サンフランソウキョウに住む、兄タダシ(21歳)と弟ヒロ(14歳)。弟ヒロは違法とされているロボットファイト賭博をしては補導されるやんちゃ少年(下のイラスト参照)。一方兄タダシは大学の研究者で、医療用ロボット「ベイマックス」の開発者。

ある日兄タダシがヒロを大学の研究室に誘ったことがきっかけで、ヒロは大学への入学を決意する。入学するには研究の成果を発表会で発表する必要があった。そして、無事研究は成功し発表会も成功した。しかし発表会会場が火災に見舞われ、兄タダシが死亡してしまう。ヒロはベイマックスを改造し、兄タダシの事故の真相を突き止めようとする。

感想

本作で魅力的だった点は、日本の東京とアメリカのサンフランシスコをうまく合わせた独特の世界観。建物の描きこみやモデリングが非常にリアルなのも嬉しい。最低数十人、数ヶ月の開発期間をかけないとできないレベルの綺麗なセットを見ることができるだけですばらしい。作中でのヒロとベイマックスとの追いかけっこ、空を飛んだり、事件の犯人とカーチェイスをしたりするシーンなど町並みを存分に楽しめる構成となっていた。

そろそろと言うタイミングで新しい設定を投入したりと、非常に飽きが来ない構成だ。又戦闘シーンはあっても作中後半、死人が一人も出ていないと言う点もすごい。これはベイマックスが人を救う医療用ロボットとして開発されたという設定を最後まで守っており、ベイマックスが暴走した時も主人公一同で止めたりと言うシーンも印象的だった。

それ以外はベイマックスの柔らかい外見や人柄の伺えるワンシーンも。海に沈んでしまいずぶぬれのみんなを暖めるベイマックスなど「抱き合って気持ちよさそ~」なワンシーンもあって見所だ。

感想2:職業柄思ったこと

さてこの作品は妙なところが現実的で、職業柄共感してしまう点も多い。最初の方でベイマックスがヒロとの診療プログラム通りに動いている様が、またロボットらしい。タダシの組んだプログラム上で考えてなかった箇所にぶちあたると、会話や行動がぎごちない箇所が見受けられるのもそれらしい。

さらにベイマックスの人の健康状態や感情の動きを心拍数や血圧の増減をキャッチし、学習データ(データベース)と照らし合わせることで判別していた。この流れ自体大学や企業の研究でよく行われていることというか、何気に自分が仕事でやりたいことだったりする(汗)。

この辺は一般に機械学習人工知能というジャンルにあたり、ロボットやコンピューターに人間の声や言葉、文字、映像や画像を認識させ、それに応じた振る舞いをさせることを目的としている。認識の際ベイマックスみたいに過去のデータと比較しながらやっていくわけだ。学習データを彼らに教えてやる必要がある場合は、本作のヒロ君みたいに学習データを打ち込んでやる必要がある。

まあ、応用次第でiPhoneのSiriのようなものが作れたりする。最近コンピューターに文字を認識させようとしてみたがうまくいかず、ヒロ君みたいに文字データーベースの更新を行わねばなるまい。なんだか実際にやってる人の苦労を映画に代弁してもらっていて嬉しい(笑)。

あ、ゲームのKINGDOM HEARTSなんかでベイマックス出てこないかなと期待しちゃう!そんな訳で興味のある方はぜひぜひ見てほしい。

追記

こんな風にはてなブックマークって貼付ける事ができたんですね。初めて知りました。