黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

黄昏より暗きもの、血の流れより赤きもの

自分の好きな事を好きなように書いて行きます。

「Web分析論(小川卓著)」を読んで、自分のアクセス解析の方法を見直してみた

本書はWebにおけるアクセス解析のやり方をまとめた本である。こういった本に多いのは多変量解析などを使い、各要因毎の関係を調べ...という説明が多い。しかしこの本はこういった統計学的な知識を抑えめにして、「数値から何を読み取るべきか?」「ある課題を調査する為に、○○という指標を定義し、その値に応じて何を読み取るべきか?」と言った調査の進め方を多く紹介している点が特徴。アクセス解析のみならず、化学や物理など実験や検証に関わる人にもおすすめの書籍だ。以下この本を読んで、自分はこうしていきたいと思った事を話そう。

PVの大小だけでなく各種データから、読者の動向を掴んでいきたい

それはPVの大小だけでなく各種データから、読者の動向を掴んでいきたいと思った事だ。例えば自分はgoogle analyticsアクセス解析を見ていると、ついついPVばかりに目が行ってしまう傾向がある。

しかし本書を読んでいると常に「顧客の傾向はどうなのか?」「顧客の立場はどうなのか?」と言う事を意識するようになる。例えば「平均サイト滞在時間がのびる理由の一つとして、単にブラウザが開きっぱなしの状況がある」など見落としがちな点をこの書籍は拾ってくれる。

さてこうした個人ブログでどうしても見落としがちなのがコンバーションという概念だ。コンバーションとは、例えばECサイトなどで訪問した人のうちどれくらいの人が商品を買ってくれたかを表す指標の事で、これが低い理由を具体的に切り分けていく方法などが記載されていた。自分はECサイトの案件を請け負った事が無いが、請け負った事が無い人でも「こういう事をやるんだよ」と言う事を分かりやすく紹介してくれている。アクセス解析をしたい人は是非ともご一読を薦めたい。